プログラマーのレベルが高いベトナムのオフショア開発

プログラマー不要論はあるけれど……。

プログラマーは絶対に必要です!

ベトナムのオフショア開発

ベトナムのオフショア開発

国内かオフショア開発か

人工知能の発達などによってプログラマー不要論があがる一方で、まだまだプログラマーが足りない現場の実態があることも確かです。そのため、今注目を集めているのがオフショア開発です。オフショア開発には、メリットもあればデメリットもあります。長くIT業界で働いている人であれば、オフショア開発に良いイメージを持たない人もいるかもしれません。メリットはやはりコストの安さが一番ですが、いくら安くても品質が悪ければ意味がありません。日本から依頼を受ける際にうまくプロジェクトの詳細が伝えきれていないと、そもそも発注したものとは違うものが納品されてしまうという事案も数多くあります。
しかし、オフショアだから開発がうまくいかないかというとそればかりではなく、日本人チームでプロジェクトに取り組む場合でも、コミュニケーションがうまく取れていなければ満足のいく結果を出すことができないでしょう。ですから、オフショアだから良くないと考えてしまうのも違和感があります。世界中がIT化に向かっている現代では各国でIT技術力の向上が急がれていますから、いいエンジニアやプログラマーは世界中にたくさんいます。

今注目されているベトナムのIT技術

かつてオフショア開発が流行していた頃はコストの安い中国への発注が主流でしたが、今ではベトナムが注目を集めています。ベトナムではプログラマーにかかるコストが安いだけでなく、その技術力の高さに定評があります。プログラマーという職業は、ベトナムでも多くの人が目指している人気の仕事です。国をあげてIT教育に力を入れているということもあってか、レベルの高いプログラマーを容易に見つけることができます。ベトナム人はもともと真面目でよく勉強する人達なので、日本のプログラマーと比較しても技術が格段に上という人もたくさんいます。その上コストはかなり安いとなれば、やはりオフショア開発の流れになるのも納得できる話です。

プログラマーの数はまだまだ足りない

日本にはプログラマーやプログラマーを目指す人はたくさんいますが、その中でも企業のやりたいことを正確に形にできるプログラマーはまだまだ足りていないのが現状です。IT系エンジニアに支払われる報酬は決して安くありませんから、できるだけ高い技術のあるエンジニアが欲しいと企業が考えるのはもっともなことです。今ベトナムでのオフショア開発が注目されているとはいえ、やはりお互いの意思疎通をしっかりと行えるだけのプログラマーは必要とされています。日本のIT業界においてもまだまだ需要がたくさんありますし、さらに成長していくだけの伸びしろもあります。